情報が知識にかわる自動車サイト

情報が知識にかわる自動車サイト

もはやリアルとゲームの区別がつかない驚きのクオリティ。『グランツーリスモSPORT』

2017年11月14日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『グランツーリスモ』は、リアルなグラフィックと操縦性により、世界中で愛されているレースゲームの代表格。1997年にPlayStation®専用タイトルとして発売されたのを皮切りに、シリーズ累計出荷数は7699万本にも達しています。そして誕生20周年の節目となる2017年10月19日に、PlayStation®4専用タイトルとして待望の『グランツーリスモSPORT』が発売されました。そこで初代『グランツーリスモ』以来、すべての歴代タイトルを走りこんできた筆者が、新たに『PlayStation®4 グランツーリスモSPORT リミテッドエディション』を購入。その驚くべき進化を体験してみました。<レポート:北沢剛司/Koji Kitazawa>

グランツーリスモSPORT リミテッドエディション キャプチャー画面

鳴り物入りで登場した新作の印象は?

前作の『グランツーリスモ 6』の発売から4年あまり。シリーズ初のPlayStation®4タイトルとなった『グランツーリスモSPORT』は、従来の『グランツーリスモ』シリーズに比べて、モータースポーツの楽しさに焦点を置いた作品となり、オンラインレースも楽しめるようになったのが特長です。もともと美しさで定評のあったグラフィック面は、今回4世代目として新たに作り直したため、大きく進化。かつてないクオリティに達しています。

グランツーリスモSPORT リミテッドエディション ホンダNSX

Honda NSXのデモ画面。もはやリアルとバーチャルの区別がつかないレベルに達している

ただ、発売前の情報で私が残念に思っていたのは、収録車種が大幅に少なくなったこと。前作の『グランツーリスモ 6』では実に1200台以上の収録台数を実現していたのに対し、『グランツーリスモSPORT』ではわずか162台に過ぎません。しかも収録車種は現代のクルマが多く、いわゆる旧車のラインアップが大幅に削られていました。『グランツーリスモ』の魅力は、街中で見かける身近なクルマからレジェンド級のヒストリックレーシングカーまで、世界中のさまざまなクルマをドライブできることにありました。その魅力を失ってしまった本作は、果たしてどのような作品になってしまうのか、ちょっと想像がつかないというのが事前の印象でした。

グランツーリスモSPORT リミテッドエディション ポルシェ911 997モデル

契約の関係でこれまで『グランツーリスモ』シリーズに収録されなかったポルシェがついに登場したことも楽しみのひとつ。収録車種は今後ダウンロードなどで増えていく予定

しかし、実際にプレイしてみると、車種のことなどを忘れてしまうような実車そのものの運転感覚にまず驚きました。『グランツーリスモ』における車両の動きは、当初から徹底して運動物理の法則に従っているのが特長です。例えば、上手にコーナリングするためには、実車と同じようにコーナー手前でしっかりブレーキングし、前輪に荷重をかけた状態でステアリングを切っていく必要があります。『グランツーリスモSPORT』ではその再現度がさらに向上し、ラフな運転操作ではレースに勝つことができません。

グランツーリスモSPORT リミテッドエディション ドライビングスクールモード

レースに求められるドライビングテクニックをはじめ、マナーおよびルールなどが学べるモードを搭載。初心者でもクルマの運動物理を理解して、走りの基本を習得できる

ただ、車両の挙動をあまりにも現実と同じにしてしまうと初心者には難しいものになってしまうため、『グランツーリスモSPORT』では誰にでもスポーツドライビングの楽しさを楽しめるよう、自動でブレーキとステアリングをアシストしてくれるモードも装備。これにより幅広いユーザー層に適した内容になっています。

従来の常識が通用しない

『グランツーリスモ』をプレイするとき、これまで筆者はずっと標準のコントロールパッドを使用し、ステアリング、アクセル、ブレーキの操作をボタンで行なっていました。ボタン操作の場合、入力はON/OFFしかないため、大きく回り込むような高速コーナーでは、ステアリングとアクセルのボタンを断続的に押すことでコントロールしてきたのです。しかし、今回の『グランツーリスモSPORT』では車両の挙動がこれまで以上にセンシティブになり、アイルトン・セナの「セナ足」ならぬ「セナ指」テクニックがもはや通用しないレベルになっていました。

グランツーリスモSPORT リミテッドエディション コントローラーカスタマイズ画面

コントローラーは自分のドライビングスタイルに応じてさまざまな設定ができる

そこで長年親しんだ親指でのボタン操作から、アナログ操作が可能な人差し指でのトリガー操作に切り替え、微妙なアクセルワークができるようにしたのです。ステアリング操作についても、PlayStation®4のワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK®4」はモーションセンサーに対応しているため、スマホのレースゲームのようにコントローラーを左右に動かしてステアリング操作を行なうことにしました。このモーションセンサーは秀逸で、コントローラーを実車のステアリングのように動かせば、ダイレクトに車両が反応してくれます。もちろんカウンターステアにも瞬時に反応してくれるため、運転している感覚がこれまで以上に高まりました。

首都高バトルが楽しめる新コース

『グランツーリスモSPORT』では、新たに首都高速をイメージした新コースが収録されてことも大きなトピックです。コース自体は架空の設定ながら、コースの端々に見慣れた光景が現れて、気分を大いに盛り上げてくれます。

グランツーリスモSPORT リミテッドエディション 首都高速C1外回り谷町付近

「東京エクスプレスウェイ・中央ルート 外回り」には、このように都心環状線の一ノ橋JCTから谷町JCT付近の光景が再現されている箇所も

グランツーリスモSPORT リミテッドエディション コースコンディション設定画面

「東京エクスプレスウェイ」では、早朝から夜間まで好きな時間帯を選ぶことができる

現時点では前作に比べるとコースの数が少ないため、どうしても物足りなさを感じてしまいます。ただ、今後はダウンロードによりコースが追加される予定なので、人気の高かったル・マンやスパ・フランコルシャンなども再録されることでしょう。

お気に入りのクルマを自由に撮影

『グランツーリスモSPORT』の楽しみはスポーツドライビングだけではありません。お気に入りのクルマをお気に入りの舞台で撮影することができます。愛車の撮影モードはすでに『グランツーリスモ 4』から搭載されていますが、今作では新たに「スケープス」として機能を大幅に拡充。世界各地で撮影されたさまざまな風景の中にクルマを配置して写真を撮影できます。

グランツーリスモSPORT リミテッドエディション 愛車撮影モード

秋葉原や東京ビッグサイトなど、おなじみの場所に車両を置いて撮影するのが楽しい

もちろんこれとは別に、リプレイから好きな場面を選んで撮影することも可能。通常では撮れないような風景にクルマを溶け込ませたり、ダイナミックな流し撮りを行なったりして、クルマのさまざまな表情を撮影できます。

グランツーリスモSPORT リミテッドエディション アルファロメオ 4C

シャッタースピードと絞り、レンズの焦点距離などを自由に設定して、思い通りの撮影が行なえる

さらにクルマのカラーリングを変えたりデカールを追加できる「リバリーエディター」モードもあり、アニメなどのキャラクターデータを取り込んで痛車を製作する猛者も現れています。自分でデザインしたクルマでゲームを楽しめるとあって、レースとは別の盛り上がりを見せています。

グランツーリスモSPORT リミテッドエディション アウディ クワトロスポーツ

カラーリングを自由に変えられる「リバリーエディター」により、オリジナルカラーのマシンをつくることができる

【こだわりの愛車を高く売るには!】
同時に多くの買取業社へ査定の依頼が簡単に
各社の査定額を比較すれば、
なんと【●●万以上の差】が
入力はカンタン1分!あとは登録して待つだけ!
↓【PR】ズバット車買取比較で一括査定↓

今すぐ一括査定依頼
国産車・輸入車
現在の郵便番号-郵便番号を調べる