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ジープ コンパス試乗レポート アメ車から脱却したグローバル戦略車は高級感のあるSUV

2017年11月13日

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ジープ コンパスの2代目がデビューした。ジープブランドのスモールSUV「レネゲード」とミッドサイズSUVの「チェロキー」の中間にあたるサイズで、プラットフォームも刷新。新世代のスモールワイド4×4アーキテクチャーに変更され、初代コンパスから大きく変貌してデビューした。<レポート:高橋明/Akira Takahashi>

ジープ コンパス 試乗 フロントイメージ

世界100カ国で販売される2代目ジープ コンパス

■SUV専門ブランドのジープ

ジープブランドはSUV専門ブランドで、米国のみならずグローバルで販売される世界戦略車に位置づけされている。そのため生産工場も4か所あり、ブラジルのペルナンブーコ工場は中南米向けが生産され、メキシコ・トルーカ工場は北米および左ハンドル地域向けが生産されている。そして中国・広州工場は中国専用として生産され、日本にはインドのランジャンガアン工場で生産されたモデルが輸入される。これら4工場から出荷されるコンパスは100か国の国と地域で販売され、パワートレーンの組み合わせも各国の事情に合わせ17通りものセットアップが可能だという。

ジープ コンパス 試乗 サイドイメージ

また、FCAのインド工場は、最先端の設備を持つ工場で150億円の投資が行なわれている。そして、この4工場で生産されるコンパスのうち、もっとも生産クオリティが高いのがインド工場製だという。

ジープ コンパス 試乗 2.4Lガソリンエンジン

タイガーシャークのシリンダーブロックにマルチエアのヘッドを持つNA2.4Lガソリンエンジン

国内に導入される2代目ジープ コンパスは、FFと4WDでエンジンは2.4Lのガソリンエンジンのみ。トランスミッションはFFにはアイシン製の6速ATを搭載。4WDにはZF製の9速ATが組み合わされる。ボディサイズは、全長4400mm×全幅1810mm×全高1640mmでホイールベースは2635mmだ。

ジープ コンパス 試乗 リミテッド フロントイメージ

トップグレードの4WD「リミテッド」

グレード展開ではFFがエントリーグレードで「スポーツ」。その上級グレードに位置するのが「Longitude」。そしてトップグレードのみ4WDで「Limited」の3グレードが設定されている。また、中間グレードのロンギチュードにはルーフをブラックアウトしたツートーンカラーを採用し、洗練されたアーバンライクな印象の設定にしている。

ジープ コンパス 試乗 カーデザイナー

発表会には本国からデザイナーが来日。グローバルで人気となるデザインへ

FCAジャパンの商品企画担当渡辺氏によると、ジープ コンパスはハードなタフネスさも持ちながら都会的な洗練さを持ち合わせているのが2代目の特徴であり、そのため、アメリカではこのツートーン仕様はトップグレードのリミテッドのオプションとして設定されているものだという。国内では、戦略的な価格設定をし、そしてFFということもあり、国産車からの乗り換えユーザー、初の輸入車購入層もターゲットとしている。そのため、このロンギチュードは洗練された印象となるオシャレなエクステリアとして設定したと説明している。

ジープ コンパス 試乗 メイド・イン・インド ラベル

Export vehicle made in INDIA

また、トップグレードのリミテッドは4WDだが、オンデマンド式で路面状況によってFFにもなる駆動配分を可能としている。こちらはレネゲードと共通の4WDシステムで、セレクテレインシステムで、auto 、snow、sand、 mudの4つの走行モードが選択できる。そしてオートモードを選択したときに、FFと4WDが自動で切り替わる仕組みとなっている。

■市場概況

ジープ コンパス 試乗 販売台数の推移

7年で10倍の販売台数という伸びを示す

国内でのSUV人気は毎年上昇し、販売台数も各セグメントで伸びを示している。特に2013年あたりからコンパスがポジションするコンパクトセグメントが最もボリュームがあり、その傾向は今後も続くと予測している。そしてFCAジャパンとしては2009年に対し10倍の販売台数の伸びをしている成長著しい企業でもある。その手法のひとつは、販売店の整理で、フィアット、アルファ・ロメオ、アバルト、ジープとブランドを整理し、そして販売店もブランド専門店化する方向で調整している。

ジープ コンパス 試乗 販売店数推移

販売店の拡大は躍進の大きな要因だ

このジープの販売店も新しいCIを採用し、順次変更していくとしている。そしてなによりも大きいのは販売店数の拡大だ。2010年の国内52店舗から、1.7倍になる76店舗にまで増え、さらに拡大は進行中だという。こうしたFCAジャパンの努力もあり、これまで大都市でしか買えないブランドだったものが、全国規模での販売が可能になったとみてもいいだろう。

そして、国内でもっとも競争の激しいコンパクトセグメント、Cセグメントを中心としたマーケットにこのコンパスを投入するにあたり、前述したように、国産車からの初輸入車購入組が手を出しやすい価格設定にして投入したわけだ。

車両価格をみると、エントリーグレードのスポーツが323万円、中間のロンギチュードが351万円、そしてトップグレードのリミテッドが419万円という価格。ちなみに、国内導入を記念したローンチエディションとしてリミテッドをベースに、パノラミックサンルーフとパワーテールゲートを標準装備したモデルをリミテッドに+10万円の429万円で限定100台販売する。これらの装備は+27万円ということで、お買い得感のある限定車だ。これが2017年12月2日から発売される。

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