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シェフラー試乗レポート 驚愕の連続!最新の48Vマイルドハイブリッド・システムに試乗

2017年11月7日

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シェフラーは東京モーターショーで、最新の48Vマイルドハイブリッド・システムを出展したが、これに先立つ10月13日に、これらの最新システムを搭載したクルマのメディア向け試乗会が行なわれた。<レポート:松本晴比古/Haruhiko Matsumoto>

シェフラー 48Vマイルドハイブリッド 試乗 GTC2 アウディTT

GTC2(左)とアウディTTクーペをベースにした高性能48Vコンセプトカー

シェフラーが本国から日本に持ち込んだのは、GTC(ガソリン・テクノロジーカー)2と、「高性能48Vコンセプトカー」、そしてアクティブロール制御を行なう電気機械式の可変スタビライザーを標準装備するBMW 7シリーズだった。いずれもドイツで登録された車両のためテストコースでの試乗となったが、48Vマイルドハイブリッドの最新テクノロジーを実感できた。

■新たな技術トレンド、48Vマイルドハイブリッド

シェフラー 48Vマイルドハイブリッド 試乗 マイルドハイブリッドの種類

マイルドハイブリッドでは、モーター/ジェネレーターをどの位置に置くかによりP0からP4まで5種類がある

48Vマイルドハイブリッド・システムは、ヨーロッパの自動車メーカー、大手サプライヤーが推進しているハイブリッド・システムで、低電圧ハイブリッドとも呼ばれる。日本だけは駆動専用のモーターを使用するストロング・ハイブリッド(高電圧)が主流になっているが、48Vシステムは既存のプラットフォームを使用してより低コストで幅広い車種に展開できることや、12Vのマイルドハイブリッドより効率が高く、モーターアシスト力も大きいというメリットを追求したシステムだ。

つまり、幅広い車種で低コストと燃費低減効果を両立させるポテンシャルを持つシステムとして、48Vマイルドハイブリッド・システムは認識され、ヨーロッパ、中国でのクルマの電動化の柱のひとつと位置付けられている。そのため、大手サプライヤーは48Vマイルドハイブリッド・システムを開発し、自動車メーカーにアピールしている。

シェフラーもいち早く48Vマイルドハイブリッドを提唱し、WLTC燃費モードで15%の燃費(CO2)削減を達成することができるとしている。

この48Vマイルドハイブリッドは、現在のところはヨーロッパの高級車の採用にとどまっているが、2018年後半から続々採用が拡大する予定で、中国市場でも2019年頃から普及が始まると予想されている。

■GTC2のシステム

今回の試乗のまず最初はGTC2と呼ばれるフォード・フィエスタをベースにした48Vマイルドハイブリッド車だ。実は2年前には同じフィエスタをベースにしたGTCと呼ばれるプロトタイプの試乗会が行なわれているが、それを進化させたのが今回のGTC2だ。

シェフラー 48Vマイルドハイブリッド 試乗 フォード・フィエスタベースのGTC2

シェフラー 48Vマイルドハイブリッド 試乗 フォード・フィエスタベースのGTC2

2年前のGTCでは、48Vのスターター/ジェネレーターがクランクプーリーとベルト結合されたタイプで、最もシンプルなマイルドハイブリッド・システム(P0配置)であった。もちろんこの形式でも、駆動アシスト、減速時の回生は可能だ。

シェフラー 48Vマイルドハイブリッド 試乗 GTCの仕様

そして、GTC2はエンジンとランスミッションの間のスペースに、モーター/ジェネレーターと2個のクラッチを配置している。モーター/ジェネレーター(エレクトリック・マシンと呼ぶ)とクラッチ部を直列にレイアウトするとスペースを要するため、上下にレイアウトし、双方をベルト駆動とすることで、エンジンとトランスミッションの間の約50mmのスペースに納めることができる。このため、既存の横置きエンジンのFF車にも搭載ができることになる。

シェフラー 48Vマイルドハイブリッド 試乗 GTC2の仕様

またエンジンとモーター、モーターとトランスミッションの間にそれぞれクラッチを配置することで、走行中のエンジン停止を簡単にでき、コースティング(無動力)走行を多用することが可能になり、これによって従来のGTCより実燃費を向上させることができるのだ。

なおGTC2はGTCと同様にマニュアル・トランスミッションが採用されているので、クラッチの作動はCBW(クラッチbyワイヤー)で、走行中は状況に応じて自動的にクラッチが作動するため、ドライバーはギヤチェンジだけに専念できる。こうしたMTと実走行でのコースティングを重視するのはいかにもヨーロッパ発のシステムだと感じる。

シェフラー 48Vマイルドハイブリッド 試乗 クラッチバイワイヤー

クラッチbyワイヤーシステム

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