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GM 自動運転の燃料電池システムを搭載した陸軍用プラットフォームを公開

2017年10月17日

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2017年10月13日、GMは、合衆国陸軍協会(AUSA)が2017年10月9日〜11日に開催した年次総会と展示会で、自動運転技術を組み込んだ水素燃料電池プラットフォーム「SURUS(サイレント・ユーティリティー・ローバー・ユニバーサル・スーパーストラクチャー)」を公開した。

GM「SURUS(サイレント・ユーティリティー・ローバー・ユニバーサル・スーパーストラクチャー)」サイドビュー

「SURUS(サラス)」は、GMによる最新の水素燃料電池システムや自動運転技術をトラックのシャシーコンポーネントに搭載し、優れた走行性能とゼロエミッションを両立するプラットフォーム。物流の環境負荷を最小限にとどめつつ、軍用面ではエンジン音や排気ガスなどを発生しないなど、危険にさらされる確率を減らすこともできるのだ。

GM「SURUS(サイレント・ユーティリティー・ローバー・ユニバーサル・スーパーストラクチャー)」

「SURUS」がもたらすメリットは、動作音が静かで臭いも発しないといった点以外に、オフロードの走破性に優れていること、さまざまな地形に対応できること、大きなトルクを瞬時に発揮できることなど、出力性能が高く、発生するのは水だけというメリットがある。そしてさらに燃料の充填時間が短いといったことなどが挙げられている。

基本的には多用途トラックというコンセプトの「SURUS」は、フレキシブルなカーゴデリバリーシステムや商業用の輸送を担う能力を持つが、それ以外に搭載されている燃料電池により、モバイルや緊急用のバックアップ電源としての機能も持っている。

GM「SURUS(サイレント・ユーティリティー・ローバー・ユニバーサル・スーパーストラクチャー)」フロントビュー

「SURUS」は、商用車両をベースに設計されているが、軍事的な環境に対する高い適応性も備えている。そのためシボレー・コロラドZH2を改良した軽トラックと中型トラックでは、陸軍戦車・車両研究開発技術センター(TARDEC)のガイドラインに基づいて、この燃料電池車の軍事利用が可能であるかを判断するため、各陸軍基地で評価を行なっている。

GM「SURUS」進化した2基の電気駆動ユニット

シボレー・コロラドZH2燃料電池車のオフロードでのテストでは、パワーの発生能力、排出ガスの臭いがないこと、静粛性と発熱量、トルクの大きさ、航続距離、そして副生される水の利用についての評価を受けている。

■テスト結果で圧倒

「SURUS」は、進化した2基の電気駆動ユニット、4輪ステアリング、先進的なサスペンションを備えている。GMの第2世代の燃料電池システムは、リチウムイオン・バッテリーを採用し、400マイル以上の航続距離を実現させる水素貯蔵システムを搭載している。

陸軍のテストの結果では、このシボレー・コロラドZH2燃料電池仕様車は、現在の軍用車両と比較して圧倒的に静粛で、非検出距離を90%短縮した。これは、シボレー・コロラドZH2が今までに比べ10倍も敵方向に接近できることを意味している。

またディーゼルエンジンを上回るパワーを発揮することやノイズが小さいこと、さらには燃料消費量が少ないことなども確認されており、テストは2018年の春まで継続される予定だ。

GMが開発している燃料電池技術は、ゼロ・エミッション戦略上での重要な位置付けとされ、この技術により、積載重量の大きい車両のさらなる性能向上や走行距離拡大が可能となる。商用のプラットフォームを採用しているため「SURUS」は、拡張性と適合性に優れており、商業輸送の分野、軍事の領域においても、陸・海・空それぞれの方面に応用することができるのだ。

また海軍は、燃料電池で動力を生み出すGM製の無人潜水艇(UUV)を、テスト目的で開発したが、このUUVには、コロラドZH2と共通の燃料電池テクノロジーが採用されており、商用車としてより軍用システムとして注目されていることは興味深い。

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