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ホンダ グレイスマイナーチェンジ試乗レポート 上質感のあるコンパクトセダン・ハイブリッド

2017年10月16日

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2017年7月6日にグレイスのマイナーチェンジが行なわれ、改良モデルを発売している。フィットベースの5ナンバーセダンで、高級な乗り心地をセールスポイントにしたコンパクトセダン。今回のマイナーチェンジでは安全運転支援技術の「ホンダ センシング」の採用や細部のデザイン変更などが行なわれた。

ホンダ グレイスをマイナーチェンジ フロントイメージ

マイナーチェンジが行なわれ安全機能のホンダ センシングを搭載

8つの機能があるホンダ センシングをLXとEXグレードに搭載。衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリング、ACC、車線維持支援システム、路外逸脱抑制機能、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能の8つだ。

ホンダ グレイスをマイナーチェンジ フロントバンパー意匠変更

前後バンパーの意匠変更があった

エクステリアでは、前後バンパーのデザイン変更があり、LX、EXグレードにはLEDヘッドライトを標準装備とした。また、ボディカラーにも新色を加え全7色のバリエーションとした。大きな変更としてインテリアのシート表皮を一新。上質さにこだわった装備へと変更している。

ホンダ グレイスをマイナーチェンジ 1.5Lハイブリッドエンジン

1.5Lハイブリッド+7速DCTのパワーユニット

また、ハイブリッドモデルは制御変更を行ない、燃費性能を向上させJC08モードで34.8km/Lへと低燃費化している。といったところがマイナーチェンジのポイントで、改めて試乗してみた。

■静粛性

試乗車はEXグレードのホンダ センシング搭載モデル。エンジンはスポーツハイブリッドのi-DCDで1.5Lガソリンエンジンに7速DCTを組み合わせたモデル。言うまでもなくフィットと共通のパワートレーンになる。ちなみに、パドルシフトを装備していた。

ホンダ グレイスをマイナーチェンジ コックピット

シックにシンプルにまとめられた大人なインテリア

インテリアはレザーシート&内装で上質感があり、スッキリとした印象のデザイン。ピアノブラックのパネルやシンプルにまとめられたインテリアは大人な印象だ。

市街地を走行すると、静粛性が高くロードノイズも良く抑えられていると思う。乗り心地も良く、丸いいなし方は高級感がある。エンジン音もほとんど気にならないレベルで、ハイブリッド感のある静粛性だ。しかし、高速道路ではロードノイズが入り込みもう少し抑えたい。市街地での静粛性がいいだけにそのギャップが気になった。だが、エンジン音の室内への入り込みは少なく、市街地同様に抑えられていて100km/h巡航していても、全くエンジン音は聞こえてこない。

ホンダ グレイスをマイナーチェンジ フロントシート

黒のレザー仕様で高級な印象

乗り心地でも市街地はフリクションをまったく感じなくしなやかだと思うが、ハーシュネスの点ではもうひとつ。グレイスの使用環境としては日常の自宅近辺では申し分なく高級なコンパクトセダンという印象になるが、長距離のドライブに出かけると少し気になる部分も出てくるという印象だ。

ホンダ グレイスをマイナーチェンジ サイドイメージ

ワインディングではもう少しトルクが欲しい

試乗では八ヶ岳エリアのワインディングを走ったが、一生懸命走っているという印象で余裕がなくなってしまう。スポーツハイブリッドと謳っているのでもう少し力強さがあってもいい。高速道路の登坂でもついキックダウンさせてしまう場面もあり、燃費とパワーのバランスが難しいところでもある。

ホンダ グレイスをマイナーチェンジ センターコンソール セレクターノブ

スポーツモードも備えるi-DCD

フィットのi-DCDではドライバーの意図していない場面で、勝手にギヤがダウンしエンジン回転があがるというシーンがあった。これはバッテリーの充電状況により回生エネルギーだけでなくエンジンからの充電が必要になった時に起こる現象のようだが、ギヤダウンしても実際には減速しないので特に問題ではない。だがしかし、エンジン音が高くなるのは気になる。同じパワーユニットのグレイスでは不思議なことに、こうした現象には遭遇しなかった。

ホンダ グレイスをマイナーチェンジ ペダル配置

ハイブリッドモデルにありがちなブレーキタッチの違和感が全くなく、制御が素晴らしい

だが、今度はフィットにはなかった現象がこのグレイスではあった。それは一定車速で巡航しているときに、わずかに減速するときがあった。ほんの僅かなのだが減速を感じる。この辺りはハイブリッドの制御領域で解決できると思うが、違和感は持ちたくないものだ。

もう一つハイブリッド車で難しいのがブレーキの制御。回生ブレーキと油圧ブレーキが混在しているためにペダルフィールや減速フィールに違和感を感じやすいものだ。だが、フィット、グレイスともにそうした違和感が全くなく、一般的な油圧ブレーキだけの制動と同様のフィールに仕上がっていて素晴らしかった。

■ホンダ センシング

新搭載されたホンダ センシングでは、高速道路でのACCを中心に体験した。前走車がいれば自動追従をし、一定の車間距離を保ちながら加減速を繰り返す。またレーンキープもされるので、高速走行時の疲労軽減には役立つ。

ホンダ グレイスをマイナーチェンジ ホンダセンシングスイッチ

EX、LXグレードにホンダ センシングが標準装備された

一方で、前方の遅いクルマに追いついたときに、車線変更をし、再加速するという状況の時、反応が遅いのが気になる。車線変更が終了し前方が開けた状態になってしばらくしてから加速を始めるという制御なので、あまり滑らかに走っているとは言い難いものだった。

やはり渋滞時のACCと空いている高速道路を巡航するような場面では、有効な運転支援技術ということになると思う。

ホンダ グレイスをマイナーチェンジ リヤイメージ リヤバンパー意匠変更

新型グレイスは約180万円から250万円前後の価格帯を考えると、上質感や静粛性、そしてハイブリッドフィールが得られるわけで、コスパに優れたコンパクトセダンと言えるだろう。また4WDモデルが全グレードに設定されていることもポイントで、雪の多いエリアには特におすすめできるモデルだと思う。

■価格

ホンダ グレイスをマイナーチェンジ 諸元 価格表

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