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ホンダ タイに完成車プルービンググラウンドを開設

2017年7月26日

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ホンダの研究開発子会社である本田技術研究所のタイ現地法人であるHonda R&D Asia Pacific Co., Ltd.(以下、HRAP)は、2017年7月20日に、プラチンブリ県ロジャーナ工業団地に建設した新たなテストコース、プラチンブリ プルービンググラウンド(以下、プラチンブリPG)の完成式典を行なった。式典には、タイ王国科学技術大臣のアチャカー・シーブンルアング氏や、在タイ日本大使館大使の佐渡島志郎氏らが招かれた。

Honda R&D Asia Pacific プラチンブリ プルービンググラウンド

新しく建設されたプラチンブリPGは、アジア大洋州市場向けに設計された特長ある総合テストコースで、Hondaは、この80万平方メートルの敷地を有するプルービングラウンドの建設に17億バーツ(約52億円)を投資した。タイは、ホンダとして日本、米国に次いで世界で3番目にプルービンググラウンドをもつ国となった。

プラチンブリPGは、アジア大洋州地域で開発された四輪車および二輪車のハンドリング性能・走行安定性能、および総合的な性能試験を行なうための機能を有している。このテストコースは、アジア大洋州地域およびタイにおける、ホンダ製品の商品力向上にむけ活用されるとともに、将来的には、ホンダが世界に有するプルービンググラウンドのひとつとして、他の地域向けの商品検証にも使用される予定だ。

Honda R&D Asia Pacific プラチンブリ プルービンググラウンド

ーータイ王国科学技術大臣 アチャカー・シーブンルアング氏は
「自動車産業は、タイ政府が経済発展にむけて促進している重点産業分野の1つです。HRAPプラチンブリPGは、この政策のビジョンや方向性と一致し、タイにおける自動車産業の競争力強化に貢献するものです」とコメントした。

Honda R&D Asia Pacific プラチンブリ プルービンググラウンド

プラチンブリPGは、様々な路面状況や地形のシミュレーションが行える以下の8つのコースを備えていて、その総全長は約8kmに及ぶ。

1)周回コース

全長2.18kmの周回コース。高速運転時の車両性能検証に加え、キャビン内の風切音のレベルや、操舵性能の検証に使用。

2)ワインディングコース

全長1.38kmのワインディングコース。ブレーキや車両の安定性を含む一般性能の検証に使用。多様な傾斜角を再現し、17のコーナーを有する。

3)ヴィークルダイナミクスエリア(VDA)

高速周回路に付設されたエリア。高速運転時の安定性能や、鋭角コーナーでのブレーキ性能検証に使用。

4)ウェットコース

濡路面や冠水走行時の車両性能への影響を検証するコース。ウェットコースは、プール路・スプラッシュ路・ウェットブレーキ路の3種類の路面で構成。アジアで頻繁に見られる0〜1000mmの間で濡路の水位を調整でき、水による抵抗やエンジンへの影響も検証可能。

5)乗り心地コース

アジア大洋州地域の各国にある様々な路面を再現したコース。コンクリートハイウェイ・ノイズ路・テーブルトップ路を含む8種類の路面で構成。

6)特殊コース

3D技術を用い悪路を模してデザインされたコース。車両アンダーフロアへの接地ダメージなどの検証に使用。スピードブレーカー、コンクリート悪路を含む8種類の路面で構成。

7)登坂コース

登坂や下り坂におけるエンジン強度やブレーキ性能を検証するコース。

8)直線コース

燃費や加速性能を検証する全長1.2kmのコース。

また、プラチンブリPGは、将来のパワープロダクツの性能試験を視野に入れた芝地も備えている。

【ホンダの研究開発活動とHRAPについて】

ホンダは、1988年にタイ初となる研究開発機能を二輪車の開発強化に向けて開設。その後1994年に、四輪車部品の開発と供給を行なうために、研究開発部門をHonda Automobile (Thailand) Co., Ltd.内に設置し、その後、商品開発や品質管理の機能を強化。
HRAPは2005年に法人化され、以来、アジア大洋州地域の四輪車の研究開発を担っている。

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