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日産 マイナーチェンジした「NV350キャラバン」の地道な耐久テストを体験

2017年7月18日

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2017年7月12日、NV350キャラバンがビッグマイナーチェンジを受けて登場した。2012年6月のデビュー以来、5年振りの改良でライバルに立ち向かう。商用車ワンボックス・バンは年間販売台数10万台という安定した市場だが、この市場をトヨタ・ハイエースと、NV350キャラバンの2車種でシェアを争っている。

日産 マイナーチェンジした「NV350キャラバン」の地道な耐久テストを体験

■装備の充実

今回のビッグマイナーチェンジでは、競合車との差別化をアピールするとともに、ユーザー調査の結果を受け装備の充実を行なっている。デザインでは、エクステリアは前後を刷新し、特にフロントはVシェイプをより強調した力強いマスクになっている。

インテリアはステアリングホイール形状が乗用車タイプに変更され、トリムもピアノブラックやメッキ処理などで質感を向上。またカーナビ用のスペースを2DINサイズにワイド化した。さらに要望の多かったオートエアコンをプレミアムGX、GXに標準装備化している。

日産 NV350キャラバン プレミアムGX コックピット

プレミアムGXのインテリア

その他の装備ではインテリジェント エマージェンシーブレーキとVDCを従来は設定のなかった4WDを含めバン全車に拡大採用。さらに4ナンバークラスで初めて「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」を設定している。

日産 NV350キャラバン QR25DE YD25DDTi エンジン

左がQR25DE型ガソリンエンジン、右がYD25DDTi型ディーゼルターボエンジン

■室内での耐久試験

今回のマイナーチェンジに合わせ、NV350キャラバンの開発、生産を担当する日産車体・秦野事業所の実験部で、耐久試験を体験することになった。

NV350キャラバンは仕事で使う商用車なのだが、休日にはレジャーで使用するなど多用途で、当然ながら稼働率も一般的な乗用車より遥かに多くなる。こうしたクルマは何よりもタフさや信頼性が重視される。その一方で稼働する日数が多いだけに、快適性や安全性のウエイトもある意味で乗用車よりさらに重要でもある。

ーー耐熱試験

室温を35度〜55度、湿度は90%まで設定できる実験室で耐熱試験が行なわれる。シャシーダイナモ上にクルマが乗せられ、前方には送風機を配置している。この試験は主として、冷却性能の確認、室内の空調性能の確認、さらにゴムや樹脂部品の耐熱性の確認などが行なわれる。

日産 NV350キャラバン 耐熱試験風景

ーースライドドアの耐久試験

ロボットを使用してのスライドドアの耐久試験。10秒に1回のペースでドアを開閉し、加速度計、応力、ひずみゲージなどのセンサーにより、24時間稼働で規定の耐久回数のテストを行なっている。

日産 NV350キャラバン スライドドア耐久試験風景

ーー4輪加振試験

このテストは、4輪独立に油圧ピストンで上下振動を加え、シャシー、ボディの耐久性を試験する。上下の振動は一定ではなく、日産の栃木実験部の悪路試験路を基準に、その走行データ通りの振動をこの試験装置で再現する。この加振試験により、実走行するよ耐久試験時間を短縮できるわけだ。

日産 NV350キャラバン 4輪過振試験風景

各4輪下の円筒形油圧ピストンが、プログラムされたモードに従いストロークする

ーー寒冷環境試験

-40度Cの環境下での内外装部品の熱変化による変形や変色、接着剤の剥がれなどを確認する静的な試験。環境室は-40度C〜90度Cまでの室温を設定できる。-40度Cの環境から、ドアを開けると大量の水蒸気が発生する。

日産 NV350キャラバン 寒冷環境試験風景

-40度Cの環境室内。ガラス面などは全て凍結している

日産 NV350キャラバン 寒冷環境試験風景

寒冷環境室のドアを開けた状態

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