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工学院大学 「2017 ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」に出場する新型マシン「Wing」を発表

2017年7月18日

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2017年6月29日、「2017 ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」に出場する工学院大学ソーラーチームの2017年仕様の新型マシン「Wing(ウイング)」が完成し、正式に発表された。

2017ワールドソーラーチャレンジに出場する工学院大学チーム 応援大使足立梨花

左からチームの応援大使、足立梨花さん、3名のドライバーの一人の石川さん、チーム監督の濱根洋人准教授、佐藤光史学長、学生キャプテンの中川拓郎さん、サポート企業を代表の帝人執行役員の内川哲茂史

工学院大学ソーラーチームは2009年に設立され、国内レースで実績を積み重ね、2013年にオーストラリアで開催されるワールドソーラーチャレンジに初出場。2015年のワールドソーラーチャレンジではクルーザークラスで2位に入る実績のあるチームだ。また現在では、学内に「ソーラービークル研究センター」を新設するなど、全学を挙げてのサポート体制も充実している。

工学院大学のチーム体制 国内最大 チーム学生数306名 全学部全学科から参加

工学院大学のチーム体制

今回発表された2017 ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ用のマシンは、これまでのエネルギー効率を競うクルーザークラスから、スピードを競うチャレンジャークラスに変更している。

応援大使の足立梨花さんと濱根チーム監督の握手

チーム応援大使の足立梨花さんと濱根チーム監督

チャレンジャークラスは、複数の乗員が乗るクルーザークラスとは異なり、1人乗りで約3000kmの公道コースをいかに速く走り切るかということを追求したマシンだ。このクラスの競合チームは、全面投影面積を最小限に抑えるためカタマラン型を採用してるが、工学院大学チームは独自性を追求し、単胴スタイルの流線形のフォルムを採用している。

全面投影面積を抑えることができるカタマラン型(双胴型)ボディ

多数のチームが採用しているカタマラン型ボディ

ボディサイズは、全長4990mm、全幅1050mm、全高1070mmで、流線形のボディ上部に流れるような太陽光パネルを配置している。カタマラン型よりやや前面投影面積は増えるが、トータルの空気抵抗を減少させようという狙いだ。このボディ形状の開発には空力シミュレーションをを駆使したという。

またカタマラン型に比べ、トレッド幅が狭いのが特長で、当然ながらコーナリングでは不利になるが、それに対応してウイングは4輪操舵システムを採用している。サスペンションはフロントがマルチリンク、リヤはリジッドで、リヤの左側輪にインホイールモーターを装備する。このインホイールモーターは、日立金属のアモルファス合金をモーターのコアに、巻線は平角線を採用した高効率なモーターだ。またオートクルーズ機能も備えている。

工学院大学チームは単胴型ボディを採用

工学院大学チームの「ウイング」

サンパワー製のソーラーパネルは3次元曲面、面積4m2(車両規則の規制値)のシリコン・ソーラーセルを装備する。搭載するリチウムイオン・バッテリーの重量は20kgだという。またタイヤはブリヂストン製のソーラーカーレース用のオロジックを装着してる。

ソーラーパネルは3次元曲面を採用した規定面積の4平米

レースカーとサポートチームのデータ通信、音声通信はインマルサット衛星回線を使用。このようにマシンの製作からレースでの運用面まで産学協同で先進技術を積極的に採用している。

シリコンソーラーセルはサンパワー製

チームは8月にはシェイクダウンテストを行ない、その後はオーストラリアに輸送され、現地で熟成を行なう計画だ。

工学院大学ソーラーチーム 公式サイト
工学院大学 公式サイト
ブリヂストン・ワールドソーラーチャレンジ2017 公式サイト

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