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ゲスタンプ ホットスタンプ世界No1の「ゲスタンプ」が日本車メーカーに積極攻勢

2017年6月17日

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2017年6月14日、ボディ、シャシーの設計、開発、プレス製造を専門とする、スペインに本拠を置く多国籍企業であるゲスタンプ(Gestamp)が、東京・八重洲にR&Dセンターを開設し、日本でのR&D能力を強化した。

東京R&Dセンターのオープニングセレモニーのテープカット。左からスペイン駐日商務官、スペイン駐日大使ゴンサロ・デ・ベニト氏、会長兼CEOのフランシスコ・J.リベラス氏、三井物産・常務執行役員・鉄鋼製品本部長の勝登氏、日本貿易振興機構(JETRO)の前田茂樹理事

東京R&Dセンターのオープニングセレモニーのテープカット。左からスペイン駐日商務官、スペイン駐日大使ゴンサロ・デ・ベニト氏、会長兼CEOのフランシスコ・J.リベラス氏、三井物産・常務執行役員・鉄鋼製品本部長の勝登氏、日本貿易振興機構(JETRO)の前田茂樹理事

ゲスタンプ社は、2017年2月に三重県松阪市に日本初のホットスタンプ(熱間成形)製造工場(ゲスタンプ・ホットスタンピング・ジャパン)を建設したことを発表している。工場面積は1万5000m2で、投資額は75億円。日本の自動車メーカー向けに同社が持つ世界一のホットスタンプ技術によるボディ、シャシー部品を生産するための工場で、2018年夏頃の稼働が予定されている。

ゲスタンプ 製品情報

今回、新設されたR&Dセンターは、顧客となる自動車メーカーと共同で、仮想衝突試験やホットスタンプ工程の先進的シミュレーション行ない、実際のボディ、シャシーの設計段階では自動車メーカーの設計に加わるゲスタンプ車のエンジニアを送り出す役割を果たすとされる。

日本でのゲスタンプ

なおゲスタンプ社は、2013年からアメリカ、メキシコ、南米でのビジネス展開において、三井物産と合弁事業を展開している。その後は三井物産がゲスタンプ本社の株式を12.5%取得し、ビジネスパートナーとなっており、日本においても営業サポートを行なうことになっている。

三井物産、確固たるパートナー

■ゲスタンプ社とは

スペインに本拠地を置くゲスタンプ・オートモシオンは、1997年の創業で意外と新しく、ローカルな金属プレス業としてスタートしている。当時の売上高は500億円程度だったが、今日では売上高が約1兆円規模の多国籍企業に成長している。その秘密は各地に積極的に工場を開設した国際化と、研究・開発への投資による独自テクノロジーの取得にある。

各国OEMとの共同開発

成長の過程で、アメリカのハードテック(2004年)、ドイツのボディ・コンポーネンツ製造業のエドシャ(2010年)、そしてティッセンクルップ・メタルフォーミング(2011年)を買収し、クルマのプレス製品、特に軽量・高強度化に欠かせないホットスタンプの分野で世界No1の企業に成長している。現在では世界21ヶ国に100ヶ所を上回る工場、12拠点のR&Dセンターを展開している。

クルマのボディの高強度と軽量さを両立させる成形技術としてホットスタンプが注目されて久しいが、MQBプラットフォーム導入を契機に積極的にこれを採用したフォルクスワーゲン・グループが最大の顧客となっている。その規模として、ゲスタンプはVWグループのためになんと84もの製造ラインが稼働しているという。

またボルボの最新モデル、90シリーズのボディの共同開発、ホットスタンプの製造を担当するなど、新しい世代のプラットフォーム、ボディの開発を支える企業となっているのだ。

またゲスタンプ社は、製造設備、専用金型などもすべて自社開発、製造していることも強みで、これがホットスタンプに関するノウハウの蓄積にも寄与していることも注目すべきだろう。

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