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TOYOTA、北米国際自動車ショーで新型カムリを世界初披露

2017年1月13日

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トヨタは、米国東部時間2017年1月9日、米国ミシガン州デトロイト市で開催の北米国際自動車ショー(通称:デトロイトモーターショー)において、新型カムリ(米国仕様)を世界初披露した。

カムリは1982年に日本で発売して以来、「トヨタのグローバルミッドサイズセダン」として、10か所の工場で生産、100以上の国・地域で販売されているモデルだ。

累計販売台数は1,800万台を越え、30年以上にわたり世界中のユーザーに親しまれてきた。とりわけ米国では、乗用車セグメントにおいて15年連続で最も多くのユーザーに選ばれた車種であるとともに、米国ケンタッキー州の工場で年間40万台近くを生産するなど、トヨタ自動車の米国事業における最重要車種の一つでもある。

8代目となる新型カムリは、歴代カムリが培ってきた高い品質・耐久性・信頼性や実用性に一層磨きをかけるだけでなく、世界中のユーザーの心を揺さぶり、所有する・操る喜びや感動を提供することを目指した。トヨタが考える理想の次世代グローバルミッドセダンを体現すべく、次のコンセプトに沿って開発を推進している。

■開発コンセプト
● 走りや乗り心地などクルマとしての基本性能を鍛えこむ(Performance:性能)とともに、先進技術・機能を通じ環境性能や安全性を更に高めていく(Intelligence:智能)。
● この二つの要素を徹底的に追求することで、両者が相まって数値では表せない価値を生み、カムリをユーザーの五感に訴えるクルマに昇華させる(Experience:官能)。

トヨタの掲げる「もっといいクルマづくり」に向けた「Toyota New Global Architecture」(以下、TNGA)による構造改革をこれまで以上に推し進め、プラットフォームに加えパワートレーンユニットも一体的に開発することで、エモーショナルで美しいスタイルや、意のままの走りを実現した点も特徴だ。では、新型カムリ(米国仕様)の主な特徴をチェックしていこう。

■デザイン

エクステリアの特徴は、走りを予感させる、スポーティで洗練されたデザインだ。バンパーコーナーをより立体的で大胆な構成にした「アンダープライオリティ」(空力・冷却・歩行者保護性能に配慮した、アンダーグリルを強調したトヨタ独自のフロントデザイン)により、「キーンルック」を進化・発展させた。

スリムなアッパーグリルと大きく構えたロアグリルを対比させ、低重心感とワイドなスタンスを強調している。また、新プラットフォーム採用によりフードと全高を低く抑えながら、後席頭上空間を確保したロングルーフのキャビンシルエットと、クォーターピラーの流麗なキャラクターラインにより、実用性とスポーティさを高次元で両立した独創的なキャビン造形を実現したのもポイントだ。

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インテリアは、TNGAに基づく新パッケージにより、前方視界に優れた軽快でスポーティなインパネとグローバルミッドサイズセダンに相応しい広々とした空間を両立させたのが特徴。さらに、次世代インターフェースとして、カラーヘッドアップディスプレイ、マルチインフォメーションディスプレイ(メーターパネル内)、8インチオーディオビジュアルナビゲーションシステムを相互にリンクさせ、操作性を大幅に向上しつつ、流れるような曲線が際立てるフラッシュサーフェイスの表示パネルが未来感を演出する。

■パワートレーン&シャシー

走りは、“キビキビとした意のままの走り”にこだわった。キーになるのはTNGAに基づいたプラットフォームの刷新(GA-Kプラットフォーム)。低重心化、ボディ・フロア剛性強化、エンジンのマウント位置見直しのほか、リヤに新サスペンションを採用するなど、クルマのパッケージ全体を一新することで、操縦安定性や乗り心地などの性能を幅広く向上させた。

パワートレーンユニットに関しても、TNGAにより、構造や構成を全面的に作り直し、高い走行性能と環境性能を両立させた新型エンジン「Dynamic Force Engine」を初採用。直列4気筒2.5L直噴ガソリンエンジンを設定し、ガソリン車、ハイブリッド車ともに世界トップレベルの熱効率を達成すると同時に、レスポンスやトルクを向上させることで、燃費と動力性能の大幅向上を実現した。

2.5Lガソリン車には、同じくTNGAにより全面刷新した新型トランスミッションであるDirect Shift-8ATを採用。世界トップレベルの伝達効率を実現するとともに、多段化、ロックアップ領域の拡大により、ドライバーの意のままに反応する走りを実現している。一方ハイブリッド車では、2.5L用のトヨタハイブリッドシステム(THS2)を一新。小型・軽量・低損失化技術を、高燃焼効率・高出力の新型エンジンと組み合わせることで、優れた動力性能・低燃費を実現している。

■安全装備

先進の安全装備を搭載し“安全”に関しても死角はない。ミリ波レーダーと単眼カメラを用い、総合的な制御により、クルマだけではなく歩行者も認識する歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティをはじめ、4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を採用している。

この進化した最新のカムリを日本では、全国のトヨタカローラ店に加え、トヨペット店およびネッツ店(東京地区は東京トヨタでも販売)を通じ、2017年夏頃の発売を予定している。

【新型カムリ(米国仕様)主要諸元】

  • 全長 191.3inch(約4860mm)
  • 全幅 72.4inch(約1840mm)
  • 全高 56.7inch(約1440mm)
  • ホイールベース 111.2 inch(約2825mm)

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