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ポルシェ 2年連続でFIA世界耐久選手権(WEC)を制覇

2016年11月24日

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2016年11月19日に開催されたFIA世界耐久選手権(WEC)の最終戦、バーレーン6時間レースで、ロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ組のポルシェ919ハイブリッド2号車が6位となり、ドライバーズ選手権でも世界チャンピオンを獲得した。

年間全9戦で戦われるWEC。その最終戦となるバーレーン6時間レースを前にして、ポルシェ919ハイブリッドは第2戦と第7戦以外を優勝するという快進撃を見せていた。直前の第8戦の上海6時間レースでは、ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/マーク・ウェバー組の1号車が優勝、2号車が4位。2016年のマニファクチュアラー選手権を獲得した。

ところがドライバーズ選手権は、1号車と2号車で星を分ける形となってしまっていたために、最終戦までもつれ込むことになった。ここまでのポイント首位はロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ組のポルシェ2号車だが、17ポイント差で2位につけているのはチームメイトではなくトヨタの2号車だった。

ポルシェ2号車は5位以上でフィニッシュすれば無条件にチャンピオン獲得となるものの、6位以下なら結果はトヨタ6号車の順位次第ということになる。気の抜けない状態で迎える最終戦となった。

バーレーン6時間レースは現地時間午後4時にスタート。3番グリッドからジャニのドライブでスタートしたポルシェ2号車は、一時2位まで順位を上げたものの、28周目に3位のポジションで最初のピットストップを行なった。

スタート直後にチームメイトの前に出て2位を走る919ハイブリッド2号車

スタート直後にチームメイトの前に出て2位を走る919ハイブリッド2号車

そのままコースに復帰したまでは順調だった。ところが直後にGTカーと接触するアクシデントに見舞われ、それにより再度のピットインを余儀なくされたばかりかマシンにもダメージを負う。トップのアウディやその後ろのトヨタを追う速さを持てないまま、レースを走り続けなければならなくなってしまった。

その後は60周目にデュマ、91周でリーブ、122周でジャニがまたコクピットに戻り、153周でまたデュマに交代。そしてリーブが最終スティントに向けてコクピットに飛び込んでから20数分後、198周を走りきってフィニッシュラインを通過した。

結果はチャンピオン確定の5位には届かない6位。しかしポイント2位のトヨタ6号車が5位だったため、ロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ組は新たな世界チャンピオンに決定した。ポルシェは2015年、マーク・ウェバー、ブレンドン・ハートレイ、ティモ・バーンハート組でチャンピオンを取っているため、これで2年連続のWEC制覇となった。

2016年WECドライバーズ選手権チャンピオンとなったリーブ、デュマ、ジャニ

2016年WECドライバーズ選手権チャンピオンとなったリーブ、デュマ、ジャニ

優勝したのはルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オリバー・ジャービス組のアウディR18で、2位もアウディ。アウディは2016年でWECから撤退するが、ワンツー・フィニッシュで有終の美を飾る形となった。

1号車は2台のトヨタを抑えてアウディに続く3位でフィニッシュした

1号車は2台のトヨタを抑えてアウディに続く3位でフィニッシュした

そして3位に入ったのは、2台のトヨタを抑えてゴールしたポルシェ1号車だった。2番グリッドからスタートした1号車は、ベルンハルトがドライブするオープニングラップで、チームメイトのジャニにポジションを譲ったが、その後アウディ7号車にも抜かれて一時4位まで落としていた。

しかし29周を終えたところで交代したウェバーが、前を行くトヨタ5号車をオーバーテイク。これで順位を3位に上げてからは、59周目以降をハートレー、ベルンハルト、ハートレー、ベルンハルトと繋ぎ、180周からの最終スティントで再びウェバーがコクピットへ。彼にとってレースキャリアの最後を飾るこのバーレーンで、919ハイブリッドは201周を走り3位を守ったままフィニッシュした。

レースキャリアの最後を飾るべく最終スティントに1号車のコクピットに収まったウェバー

レースキャリアの最後を飾るべく最終スティントに1号車のコクピットに収まったウェバー

レース後、LMP1担当副社長フリッツ・エンツインガーは次のようにコメントしている。

「今日のレースはポルシェチームの特長を浮き彫りにしてくれました。私たちは強い重圧の下でも難しい戦略をしっかりこなすことができました。今の私にできることは6人のドライバーとチームメンバーのひとりひとり、そしてこのプロジェクトの最初からサポートしてくれたポルシェの役員全員に感謝の気持ちを表すことだけです。またアウディにも賛辞を贈りたいと思います。彼らの勝利は実力に相応しいものでした。これから寂しくなりますが、素晴らしい戦いをありがとう」。

またポルシェチーム代表アンドレア・ザイデルはこう語る。

「ル・マンに勝ち、マニュファクチュアラーズ選手権を獲得して、ドライバーズ選手権も勝ち取りました。2年連続して私達はすべての目標を成し遂げたことになります。これはポルシェチームにとって最高の悦びです。個人的にはマルク、ニール、ロマンというカーナンバー2の3人のドライバーとチームクルーを祝福したいと思います。このクルマは2016年のすべてのレースを通じて、一度もテクニカルトラブルでピットインしたことのない唯一の車両です。私達はすでに次の栄冠を目指しています。短い休みをとってからは2017年シーズンへの準備を全開で始めることになります」。

アウディが去り、勢力地図に微妙な変化が出てきそうな来シーズンのWECだが、王者ポルシェの好調はまだしばらく続きそうな予感だ。

世界耐久選手権(WEC)のポイントはhttp://www.fiawec.com/courses/classification.htmlで、全レースの結果はhttp://fiawec.alkamelsystems.comで確認できる。

■本件に関する問い合わせ先
ポルシェ カスタマーケアセンター 0120-846-911
ポルシェ ホームページ http://www.porsche.com/japan/

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