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ダイハツ ムーヴ キャンバス試乗レポート 生活感を抑えスタイルと機能を両立させた 可愛いワゴン

2016年10月12日

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ムーヴ キャンバス G メイクアップ SAⅡ(ファインミントメタリック+パールホワイト)

2016年9月に発売されたダイハツ ムーヴ キャンバスのデザインを見ると、どこかで見たことがあると感じた人も多いだろう。ムーブ キャンバスは、2015年の東京モーターショーに出展されたコンセプトカー「HINATA(ヒナタ)」とコンセプトは違うが、ナチュラルで素直なデザインは延長上にある。<レポート:松本晴比古/Haruhiko Matsumoto>

■コンセプト、デザイン、パッケージング

もっと時代をさかのぼると、フォルクスワーゲン・タイプ2(バス)の心休まるデザインもなんとなく思い出されるデザインだ。

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ムーブ キャンバスのポジショニング

コンセプトはかなり絞り込まれているのが特徴で、自分のライフスタイルを重視する独身女性をターゲットにしている。その背景には晩婚化、独身女性の親との同居が多く、親とクルマを共用している現状に着眼したのだ。そのため、日常での使い勝手と良さと、女性特有のデザインに対するこだわりを両立させるクルマとしてムーヴ キャンバスが生まれた。

ポジショニングとしてはハイトワゴンのムーヴ、スーパーハイトワゴンのタントの間に位置するニューモデルとなる。位置的にはムーヴ寄りなのだが、タントが備えている両側スライドドアを装備していることがアピール・ポイント。ムーヴ キャンバスの全高は1655mmで、ムーヴより25mmほど高いだけで、使い勝手とデザイン的なバランスのよさが両立されている。

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デザイン的にはインテリアも含め、こてこての女性仕様とはせず、エッジ処理を控えて、ナチュラルで愛らしいフォルムにまとめられており、男女を問わず好感の持てるデザインとしている。

ムーヴ キャンバスは単に両側スライドドアを採用しただけではなく、スライドドアのメリットを生かした日常での使い勝手の向上も注目される。それがリヤシート下に設置された引き出し式の「置きラクボックス」だ。日常での買い物はわざわざリヤゲートを開けるまでもなく、リヤシートに置くケースが圧倒的に多い。

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リヤシート下にある引き出し式の「置きラクボックス」

その買い物袋などを安定して置けるのが置きラクボックスだ。ドライバーはスライドドアの恩恵で、通常のスイングドアより短い距離で置きラクボックスと運転席を移動できる。このアイデアは、想像以上の利便性、使い勝手の良さだ。また、リヤシート下の置きラクボックスだけでなく、助手席シートの下にも引き出しボックスがある。これは女性特有の履き替え用の靴の収納スペースとなる。

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リヤシートのクッションは厚みがある。リヤシートは置きラクボックスを設置したため、折り畳みはフォールダウン式ではなく、シートバック前倒し式

ムーヴ キャンバスは、2WD、4WDの駆動方式と、L、X、Gという3グレード、標準モデルとメイクアップという2種類の設定となる。多くの軽自動車ワゴンは標準モデルと異なるフェースデザインのカスタムモデルという組み合わせが多いが、ムーヴ キャンバスは共通のデザインで装飾の違いで、標準モデルとメイクアップを区別している。

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リヤシート後方のラゲッジスペース

さらにムーヴ キャンバスは、ストライプスカラー(2トーン)8色と、モノトーンカラー9色の全17色で、3種類の新色を追加するなど、カラーバリエーションが多い点もアピールポイントになっている。

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また装備面では、Gグレードに軽自動車初のステアリング連動LEDヘッドライト「AFS」を採用している。これはハイ/ロー・ビームともにステアリングに合わせてライトのビームが稼動するシステムだ。

■試乗レポート

試乗したのは、Xリミテッド メイクアップ SAⅡと、最上級のG メイクアップ SAⅡの2車種だ。ムーヴ キャンバスに搭載されるエンジンは自然吸気のKF型3気筒のみだ。コンセプト的に市街地での走行を前提としているためターボは設定しなかったという。このエンジンは52ps/60Nmで、オルタネーター回生制御、アイドリングストップを特性に変え、備え、CVTとの組み合わせで、JC08モード燃費は28.6km/Lとなっている。

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Xリミテッド メイクアップ SAⅡ(ファイアクォーツレッドメタリック+スムースグレーマイカメタリック)

これまでと大きく変わったのは、CVTとアクセルの特性だ。燃費重視で市街地での実用域でスリップ感があり、アクセルのレスポンスが鈍い従来のCVT特性から、スロットル開度にリニア感があり、開度に応じたエンジン回転数にすることでCVT特有のスリップ感が押さえられ、アクセルの踏み込みに応じた加速感が得られる。さらにエンジン音も加速に比例することで加速の応答遅れのない心地よさも感じることができる。

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このため走り出して加減速すると、運転のしやすさ、加速のドライバビリティはこれまでの軽自動車の常識と比べ大幅に進化したと感じられ、この加速感ならあえてターボを選択するも必要ないとさえ感じられた。

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それに加え遮音対策が追加されているので、アクセルを大きめに踏み込んでも耳に入るエンジン音がクリーンに聞こえ、騒音と感じる雑味が大幅に低減されていることも特筆できる。
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