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ポルシェ WEC第4戦ニュルブルクリンクで連覇を達成

2016年7月28日

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ワン・ツー体制を築く1号車と2号車

ワン・ツー体制を築く1号車と2号車

2016年7月24日、FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦ニュルブルクリンク6時間レースが行なわれ、ポルシェが昨年に続き2連覇を果たした。2015年を制してチャンピオンチームとして迎えたポルシェのWEC2016年シーズンは、第1戦のシルバーストーン、第3戦のル・マン24時間、そして今回の第4戦で優勝。4戦3勝という圧倒的な強さと速さを見せている。

チャンピオンナンバーとなるポルシェ919ハイブリッドのカーナンバー1を付けるのは、ティモ・ベルンハルト(ドイツ)/ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)/マーク・ウェバー(オーストラリア)組。そして、カーナンバー2はロマン・デュマ(フランス)/ニール・ジャニ(スイス)/マルク・リーブ(ドイツ)組。この2台体制で、ポルシェはニュルブルクリンクに挑んだ。

スタートグリッドは、フロントローにアウディの2台が並び、続く2列目の3番手にカーナンバー1、4番手にカーナンバー2というラインアップ。スタート直後、カーナンバー1のティモ・ベルンハルトが、アウディの1台を抜き、2位にポジションアップ。カーナンバー2のニール・ジャニは4位のポジションをキープしたまま、両車ともに堅実に周回を重ね、22周目にはニール・ジャニが前を走るアウディ(カーナンバー8)に第1コーナーで仕掛けるも、オーバーテイクには至らなかった。

レースが動き始めたのは30周を超えたあたりで迎えた最初のピットストップ。31周でピットストップを行なったカーナンバー1は、ブレンドン・ハートレーにドライバー交代をして、素早いピット作業のおかげもあって首位に立つ。しかし、後ろから猛追してきたアウディの2台にパスされて3位に後退。原因はスローパンクチャーで、予定よりも早い53周でピットインし、マーク・ウェバーにバトンを渡した。

トップに立った2号車だったが……。後ろを走るのはトヨタの2台

トップに立った2号車だったが……。後ろを走るのはトヨタの2台

一方、30周でニール・ジャニからマルク・リーブに交代したターナンバー2は、4位をキープしながら走行していたが、カーナンバー1のトラブルとアウディのピットストップにより、57周目についにトップに立ち、レース中盤には2号車を先頭としたポルシェのワン・ツー体制となった。

2台のポルシェは、FCY(フルコース・イエロー)を巧に利用してピットストップ&ドライバー交代をしながら、着実にレースをリード。しかし、残り2時間ほどとなった138周目、カーナンバー2のマルク・リーブが、12コーナーでGTE-Amクラスのポルシェ(カーナンバー88)に接触。このインシデントにドライブスルーペナルティが下され、2号車は3位に後退してしまった。

トップを快走する1号車の一方、2号車は150周目以降アウディとの激しいバトルを展開。アウディ8号車(ロイック・デュバル)、ポルシェ2号車(ニール・ジャニ)、アウディ7号車(アンドレ・ロッテラー)の3台は、時折接触が発生するほどのサイド・バイ・サイドを繰り返しながら、スリリングかつハイレベルなバトルを披露していたが、2台のアウディに軍配が上がることとなる。カーナンバー2はバトル中に破損した左リヤの修復を運営側から指示され、172周目に緊急ピットイン。これで表彰台争いから脱落してしまった。

カーナンバー1は、最終スティントをティモ・ベルンハルトが担当し、2位以下に50秒以上の差を付けて6時間(194周)のレースでトップチェッカーを受け、ポルシェにとって今シーズン3勝目、1号車にとっては今シーズン初優勝を飾った。これにより、ポルシェはマニュファクチュアラー部門のリードをさらに広げた(ポルシェ164ポイント、アウディ129ポイント)。4位のままニール・ジャニがフィニッシュした2号車だったが、ドライバー部門の首位は守っている。

左からマーク・ウェバー、ポルシェAG研究開発担当役員ミヒャエル・シュタイナー、ブレンドン・ハートレー、ティモ・ベルンハルト

左からマーク・ウェバー、ポルシェAG研究開発担当役員ミヒャエル・シュタイナー、ブレンドン・ハートレー、ティモ・ベルンハルト

以下、ドライバーおよびチーム監督のコメント。
ティモ・ベルンハルト(カーナンバー1)
「レース序盤で2位にポジションを上げることができ、何度かトップを走るアウディに並びかけた。2回目のスティントでは、ファステストラップを記録することができた。今日の勝利の味は格別です。ここは故郷の地で、チャンピオンシップ最初の3戦の不運を跳ね返す原動力となりました」。

ブレンドン・ハートレー(カーナンバー1)
「再び表彰台の頂点に立ったときの気分は最高。レース序盤は順調で、最初のピットストップではピットクルーによる素早い作業のおかげでトップのアウディを抜くことができた。その後はトラフィックに手こずり、スローパンクチャーにも見舞われて……。2回目のスティントは、もっと愉しむことができた。コースがクルマのバランスにとても合っているよだった」。

マーク・ウェバー(カーナンバー1)
「ポルシェが自国での優勝を果たすことができ、とても嬉しい。手強いライバル達を相手に、すばらしい戦いだった。今シーズン、苦戦を強いられていたカーナンバー1のメカニック達にとって、今日は最高の日。今日のレースは混乱気味で、FCYでタイムをロスしたけれど、我々はコースでアウディとすばらしいバトルをして、最終的にアウディに勝つことができてハッピーだ」。

ロマン・デュマ(カーナンバー2)
「FCYでのロスもあったけれど、919は好調だったので、もう少し良い結果を期待していました。だが、いずれにしてもチャンピオンシップのポイントを稼ぐことができて良かった」。

ニール・ジャニ(カーナンバー2)
「今日のレースでは優勝する可能性も十分にあったから残念だ。FCYで首位に立ったときは、運が味方してくれたと思ったけれど、その後は見放された。レース終盤はむずかしい状況だった。ただ、4位は何もないよりはましで、チャンピオンシップに向けてポイントを獲得できたことは大歓迎だ」。

マルク・リーブ(カーナンバー2)
「トラフィックが難しいレースだった。クルマが好調だっただけに、インシデントでドライブスルーペナルティを課されてしってチームに申し訳ない。十分に優勝を狙えたので悔しいですし、接触してしまったカーナンバー88に対しても申し訳ない気持ちで一杯だ」。

チーム監督アンドレア・ザイドル
「サーキットとヴァイザッハのチームの全員が勝ち取った結果を誇りに思う。カーナンバー1のクルー達は、私達の919ハイブリッドのポテンシャルのすべてを引き出し、ほとんど問題もなかった。残念だったのは、カーナンバー2が不運なアクシデントに見舞われ、トップを譲らざるを得なかったこと。私達は、マニュファクチュアラー部門でのポイント差を広げ、カーナンバー2のドライバー達も、ドライバー部門の貴重なポイントを稼いだ。今シーズン3つ目となるエアロパッケージも今日のレースに間に合い、この新しいパッケージは週末を通して威力を発揮した。私達のクルマは明らかにサーキットにおいて最速であり、この勢いに乗って今後の海外戦に臨みたい」。

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