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[PR]【ジャガーXF S試乗レポート】クルマをよく知る大人のダイナミック・ラグジュアリー・サルーン 動画あり 文:西川 淳

2016年6月6日

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あらためて思い返してみれば、運転することがつまらないと思うような英国車など、ほとんどなかった。

英国生まれのブランドは、たいてい、その歴史のどこかでモータースポーツとの密な関わりがあって、自然と“走り”の個性を大切にしてきたようなフシがある。同じ島国でも、わが国とは違って、比較的走り易いカントリーロードが多く、大陸との往来(もちろんクルマで)も盛んだったことが、乗って楽しいクルマ造りに拍車をかけた、という背景もあったことだろう。

とにかく、文明の利器たるクルマもまた、その土地に住まう人々のライフスタイルや趣味趣向に沿ったキャラクターを帯びている、という点で、ワインと同様、テロワールに支配される“商品”だと言っていい。だから上等なスポーツカーが日本からは生まれにくい、などとは考えたくはないが……。

■ラグジュアリーとパフォーマンスの同居

“通な上級者向けのラグジュアリーカー”として語られることの多いジャガーもまた、その出自をスポーツカーに求めることができるブランドのひとつだ。過去のいずれのモデル、たとえそれがご大層なサルーンであっても、英国車の伝統に則って、ドライビングファンの演出を重視してきた。そして、そのことを、スタイリングでも包み隠さず、個性豊かにアピールしてみせることもまた、ジャガーの魅力のひとつと言っていい。

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ジャガー XF S

最新ダイナミック・ラグジュアリー・サルーンのXFもまた、ジャガーの歴史的なクルマ造りの路線を見事に継承する、否、近年では最も色濃く反映させた、モデルである。

そのことは、見た目からすぐ理解できる。可能な限り四隅に配された脚が、スタンスも広くアスファルトを力強く捉え、それでいて、佇まいの高貴さをおろそかにしない。アッパーミドルに属するサルーンでありながら、鈍重な印象などまるでなく、静的な雰囲気からはむしろ、秘めた躍動感が透けてみえてくる。シンプルながら自信に満ちあふれたその姿は、なるほど、ラグジュアリーのあり方をよく知るスポーツカー、といった風情だ。

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クルマ好きの気をそそるスタイリングのイメージはそのままに、どのエンジン仕様の、どのグレードを選んでも、絶対性能の違いこそあれ、基本的なXFの走りの質感=ドライビングフィールには大差がない。どのモデルに乗っても、運転を楽しめるようデザインされているということもまた、パフォーマンスサルーンとしてのXFの魅力であった。

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その根本を成すのは、各エンジンのパフォーマンスやキャラクターもさることながら、ほぼ75%をアルミニウムで構成した軽量で強靭なボディ骨格や、前後重量配分50:50、ピュアスポーツカーFタイプゆずりのアシ回り、といった、見えない部分での“こだわり”だろう。成り立ちが既にスポーツカー的に第一級、というわけだから、どのグレードを選んで駆っても、ドライビングファンは堪能することができるのだ。

つまり、XFは、クルマをよく知る大人のスポーツカーでもある。

艶かしいボディラインに目を奪われつつ、乗り込んで、洒脱なシートに身を任せた。エンジンスタートボタンを押し、脈動しながら上昇する変速レバーならぬ変速ダイヤルを見ていると、自然と心が浮き立つ。ステアリングホイールを握りしめ、ふだんより少しだけシートを前にセットした。上半身をリラックスさせ、下半身を軽く踏ん張らせた、好みのドライビングポジションが自然と決まる。

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■人の時計で自分を計らない

走り出せば、上級サルーンとしての乗り心地や扱い易さを、スポーツ性とのトレードオフで犠牲にしたりしない、どころか、むしろ上質に表現していることに気づく。路面からのショックを、シャシーとサスペンション、タイヤ、つまりドライバーがその存在を腰下で感じているもの、が、タタンタタンタタンとリズミカルにさばくその様子が、とても心地いい。この、腰下の巧みでかつ忠実な働きは、強靭なボディ骨格の賜物だろう。

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交差点を曲がるようなごくありふれた瞬間に、早くもXFの魅力が立ち現れた。ドライバーの意思に従って、ノーズがきわめてナチュラルに向きを変えると、すぐさま後輪がソリッドに追従し、乗り手はというとクルマとの一体感に包まれながら、すっかり安心した気分になって、腰から運ばれるようにして望みの方向へと進路を変える。何気ない一連の動作が、人の感覚にきわめてスムースで一体感がある。ドライバーはというと、クルマが意のままに動いているという実感を得る。そして、その先の道への期待も高まるというものだ。

重量配分の良さは、曲がることのみならず、加速する場面にも恩恵をもたらしている。どのエンジンスペックであっても、動き始めから加速姿勢に入るまでが俊敏で、妙なラグがない。加速途中は常に安定しており、自信をもって右足に力を込めることができた。

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高速道路にのってから、思わず笑みがこぼれたのは、やや下り勾配ではじまるゆるやかなコーナーで速度をキープしたままクリアしたときだった。不安感などこれっぽっちもなく、旋回中の動きは完全にドライバーの支配下にあるように思えたからだ。きわめてスムースに、望みのラインをトレースした。人を中心に走っているという感覚が、すこぶるつきに気持ちいい。

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すべてのシーンにおいて、運転することが楽しいと思える。移動のプロセスを少なからず愉快に演出することは、日々の生活の密度を濃くすることに繋がり、得した気分にもなる。人と同じ時計で自分の時間を計らない。真の豊かさとは、そういう奥深さにこそある。

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