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アウディ の自動運転車両「ジャック」はアウトバーンを高度自動運転走行 動画あり

2016年5月28日

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A7をベースにした自動運転テストカー「ジャック」

A7をベースにした自動運転テストカー「ジャック」

伊勢志摩サミット開催に合わせて、日本国内の自動車メーカーは最新技術を世界にアピールする恰好の場として、自動運転技術などを披露して注目を集めている。この自動運転技術の開発は、メルセデス・ベンツやボルボをはじめとするトップメーカーが力を入れている。そんななか、アウディがアウトバーンを使ったテストを公開し、欧州ジャーナリストから称賛を集めた。

アウディが開発を進めている最新の自動運転テストカーは「A7」をベースにしており、「ジャック」の愛称で呼ばれている。今回アウトバーンで行なわれたテストでジャックは、これまで以上に確実かつ自然な走りを見せ、周囲のクルマに対する配慮や不意の状況にも余裕を持って対応したという。

たとえば、車線変更するときに、ウインカーを操作した後、自車側の車線に少し幅寄せしてから車線を移るようになった。これは実際に人が運転しているとき、周囲のドライバーたちに意図を伝えるために行なう自然な運転動作で、ジャックはこの一連の動きを周囲の状況に合わせて行なった。また、トラックを追い越すときは横方向の車間距離を少し余分に開けるようにしており、これも万が一の事故を防ぐための配慮である。

このようなジャックの協調能力の高さは、ほかの場面でも発揮される。高速道路などで他車が同じ車線に合流しようとしているときが明確で、このときジャックは選択されたドライビングプロファイルに基づいて加速するかブレーキをかけるか素早く決断。どちらの場合でも交通の流れを最大限阻害しないように速度を調整する。

また、もうひとつ新しく追加された機能がある。それがナビゲーションシステムとの連携で、ユーザーが望めば自動運転区間が最大となるようにルートを検索。より自動運転を活用できるようにしている。

これら自動運転の機能を操る頭脳は、「zFAS」と呼ばれるセントラル・ドライバーアシスタンス・コントローラーだ。これは、最新鋭の高性能プロセッサーを用いることで、すべてのセンサーからのシグナルをリアルタイムで分析し、クルマを取り巻く状況をモデリング。このモデリングにより、交通状況が可能な限り正確に把握するとともに、先の状況を正しく予測し、次に行なうべき操作をスムーズかつスピーディに導きだしているのだ。

この自動運転は車両側の制御だけでなく、社会インフラも重要な役割を担っており、ネットワーク化や共通の情報インターフェイスの構築が、自動運転を発展させる前提条件となる。その点でドイツは交通&デジタルインフラ省がアウトバーン9号線にデジタル実験サイトの設置を宣言しており、アウディはここでCar-to-Xコミュニケーションの技術的可能性について、リアルな道路環境でリアルタイムに検証する。

将来においては、道路標識などの多様なメッセージ情報はデジタル化してクルマに送られることになる。また、Car-to-Xコミュニケーションが確立すれば、自動運転の車両は舗装路の路肩が一時的に空き次第、そこを走行することができるようになるという。

■車両開発に行政も協力体制

もうひとつのステップは、同じルートを走行中の車両間のCar-to-Carコミュニケーションだ。これにより、危険な場所や事故などを、リアルタイムで察知することが可能となり、起こりうるリスクに対応して、自動運転で走行中の車両は、自動的に速度を調整するようになるなど、危険に対する対処が高まり安全に走行することができる。

このほか、アウディではインゴルシュタット南のアウトバーン出口付近に、「ファーストマイル(最初の1マイル)」と呼ばれるもうひとつの実験サイトを開発。2017年からインゴルシュタット市と共同で、場所によって舗装を変えたり、合流地点にセンサーを設置したりといった技術的方策の効果を、実験を通じて検証していく。

アウディの自動運転テストカーは、設計時からそうした新しい社会インフラとの融合を考慮しており、この実験は2018年には開始される予定だという。

アウディはすでに実験により検証されたなかから、ドライバー支援につながるいくつかのシステムを実用化している。2016年に入り日本でも販売が開始された最新の「A4」や「Q7」に搭載されているトラフィックジャムアシストは、そうしたテクノロジーの一例でもある。

アウディはこれまでも自動運転テクノロジーのテストを繰り返してきた。アメリカでは、ドライバーの乗っていない「TTS」で、ソルトレイクの表面にアウディのフォーリングスのシンボルマークを描いたほか、ロッキー山脈のパイクスピークを全速で駆け上がった。ドイツでも、2014年秋にドライバーの乗っていない「RS7 スポーツバック」が、ホッケンハイムサーキットで限界走行している。その後、公道に舞台を移してアメリカ西海岸からラスベガスまでハイウェイを自動運転で走行した。

アウディは今後も、自動運転技術の開発に力を入れていくという。

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