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ボッシュ CES2016で自動運転や都市交通向けの最新技術を展示 キーワードはネット接続

2015年12月30日

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ボッシュのコネクテッド・コンセプトとドライバーと新たなクルマとのインターフェースを装備したデモカー

ボッシュのコネクテッド・コンセプトとドライバーと新たなクルマとのインターフェースを装備したデモカー

2015年12月16日、ボッシュはラスベガスで1月6日~9日に開催される世界最大のエレクトロニクス家電ショー(CES 2016)に、「Simply Connected」をテーマに、同社が推進している最新技術を出展すると発表した。

ボッシュはCES2016で、「コネクテッド・モビリティ」を自動車メーカー用のブースで、スマートホーム市場向けには「スマートホーム、スマートシティ」と「インダストリー4.0」をテーマにしている。

デモカーの大型表示スクリーン。外部、周囲の情報を的確に表示

デモカーの大型表示スクリーン。外部、周囲の情報を的確に表示

■コネクテッド・モビリティ
クルマのタッチ式ディスプレイに触感を付与した「ハプティック(触覚的な)フィードバックタイプ・タッチスクリーン」は事前審査によりCES2016の車載器器のイノベーション賞を受賞している。ディスプレイ面に触覚を発生させることで、ユーザーは個々の要素を指で触れて識別することができる。

ハプティックフィードバックタイプのタッチスクリーン。各表示ごとに表面が振動する

ハプティックフィードバックタイプのタッチスクリーン。各表示ごとに表面が振動する

タッチスクリーンが振動するため、ドライバーは見て確認しないでスイッチ操作できる

タッチスクリーンが振動するため、ドライバーは見て確認しないでスイッチ操作できる


「mySPIN」はスマートフォンの機能を車両に統合し、車中で安全・確実に使用できるようにする人気のスマートフォン連携ソリューションだ。ドライバーはお気に入りのアプリを車中の大型ディスプレイで安全に使用できる。なお、このアプリはiOSとAndroidのどちらのスマートフォンにも対応している。

クラウドからの情報と高精度デジタルマップを組み合わせ、はるか前方の交通・環境情報を取得するダイナミック・ホライゾン

クラウドからの情報と高精度デジタルマップを組み合わせ、はるか前方の交通・環境情報を取得するダイナミック・ホライゾン・コンセプト

逆走警告は、ドイツ国内だけで毎年2000件前後の逆走車両警報が発生している。逆走車両は一般に500m前後を走行したところで事故を起こし、最悪の場合には死亡事故につながる。そこでボッシュは逆走車両の発見後10秒前後で警報を出すクラウドベースの新しいソリューションの開発を進めている。この機能はソフトウェアモジュールとして実装できるため、既存のインフォテインメントシステムやアプリに簡単に組み込めるだけでなく、価格も抑えられるという。

ボッシュはアメリカでテスラ・モデルSを使用し、自動運転の公道試験を実施中

ボッシュはアメリカでテスラ・モデルSを使用し、自動運転の公道試験を実施中

自動運転では、高速道路を自動で運転するシステムを展示。センサーが車両の周囲の状況を監視し、車両がこの情報と極めて正確な最新マップデータを組み合わせることにより、高速道路のほぼすべてのルート上で高度な自律走行が可能になる。その間、ドライバーは運転席に座ってくつろぐことができる。ボッシュはすでに米国、ドイツ、日本の公道でこの技術を試験中で、2020年までに量産化の準備が整う見込みだという。

既存のクルマにも適合する後付けの安価な緊急通報「eCall」システム

既存のクルマにも適合する後付けの安価な緊急通報「eCall」システム

後付け可能な「eCall」は、センサー支援タイプの「Retrofit eCall」アダプターを使用することで、自動緊急通報システム「eCall」を車両に後付けすることができる。アダプターはすべての車両タイプに適合する。車両のシガーライターにアダプターを差し込み、スマートフォンアプリと接続することで内蔵されたセンサーが衝突を記録すると、車両の現在地などのデータがアプリに送信され、コントロールセンターに伝えられる。

■「スマートホーム、スマートシティ」
「スマートホーム、スマートシティ」では、スマートフォン、タブレット端末用の対応アプリと組み合わせて使用できるよう設計されたボッシュのスマートホームシステム、ネットワーク化された家電製品、適切な状態にのみ芝生を刈ることができるシステム「スマートモーイング2.0」、工場での工具の置き場所をクラウドで情報管理する「TrackMyTool」などが紹介される。

スマートホームシステム。スマホ、タブレットで外部から家電などを自在にコントロールできる

スマートホームシステム。スマホ、火災警報などをタブレットで外部から家電などを自在にコントロールできる

またスマートシティの分野では、都市での多様なネット、クラウドサービス「Bosch IoT suite」が紹介される。この中でアクティブ駐車場管理システムは、ドライバーが駐車スペースを探したり、駐車場オペレーターが駐車スペースを有効利用できるよう支援するシステムだ。

アクティブ駐車システムは、路面に埋め込まれたボッシュのセンサーが駐車スペースの空きの有無を検知し、そのセンサーからの情報が無線でサーバーに中継され、リアルタイムマップに取り込まれる。ドライバーはスマートフォンやインターネットからこのマップにアクセス、空きスペースの予約、カーナビの指示に従い駐車場への移動というシステムだ。

コミュニティベース・パーキングは、住宅街や繁華街では、路肩の駐車スペース探しをサポートする。走行中の車両が、路肩に駐車された空いている駐車スペースを検知・測定し、その情報がデジタルロードマップに送られ、ボッシュのアルゴリズムが駐車スペースの情報の裏付けを行ない、駐車状況を予測できるというもの。近くで駐車スペースを探している車両がリアルタイムでデジタルマップにアクセスすると、その情報に従って最寄りの場所に移動することができる。

全自動駐車(自動バレーパーキング)は、駐車そのものもクルマが自動で行なうシステムだ。ドライバーが駐車場の入り口に車両を停めてから車外に出て、 そこでスマートフォンアプリから車両に駐車スペースを探すよう指示をするだけで、駐車作業は完了する。同様に降車した場所に自分のクルマを呼び出すこともできる。この完全自動駐車のためには車両と駐車場が情報を交換するためのインテリジェントな駐車場インフラと車載センサー、そして両者のネットワーク接続が必要になる。駐車スペースの稼動検知センサーによって空いている駐車スペースの位置が特定され、車両はどこに向かうべきかを把握。ボッシュはこうした全自動パーキングの実現に必要なすべてのコンポーネントの開発を進めている。

■インダストリー4.0
インダストリー4.0は、製造業の高度化を目指すドイツ政府の戦略的プロジェクトで、ボッシュはこの技術を提供している企業の一つだ。今回の展示は人間が持つタブレットによりロボットが協業する様子をデモンストレーションする。ショーではブースを訪れた人にロボットがコーヒーをサービスする。また作業員と人を認識するロボットが安全柵なしで共同作業を行なう様子も紹介される。

インダストリー4.0。工場内でもタブレットを使用しロボットと作業者が一体で作業できる

インダストリー4.0。生産工程を完全ネットワーク化することで生産効率は30%アップする

インダストリー4.0。作業者とロボットが安全柵なしで協業

インダストリー4.0。作業者と多数のセンサー装備するロボットが安全柵なしで協業する


 

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