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【舘さんコラム】2020年への旅・第20回「充電の旅シリーズ20 スーパーセブンに聞け 第18話 灰色のドーム」

2015年4月21日

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舘内端2020年の旅電気自動車コラム 001

道後温泉に着いた。ゆっくり温泉に浸かる暇もなく出発だ

ホルムズ海峡有事 自衛隊出撃
Mr.舘内は、ノルウエーとフランスの長い旅を終えて、日本に戻った。帰りの便もカタール航空であった。途中、カタールのドーハで成田行きに乗り替える予定であった。

カタールは中東の要衝であるペルシャ湾に突き出た半島だ。西にサウジアラビア、東にイラン、北にイラク、隣りはアラブ首長国連邦UAEである。みな石油と天然ガスの生産国である。カタールが近づくと、眼下に砂漠が広がった。見えるのは砂漠とペルシャ湾の灰色がかった海だけであった。その静かな佇まいを見ていると、なぜペルシャ湾沿岸で凄惨な戦争が起きているのか、不思議だった。

いずれも、ペルシャ湾の覇権と石油の利権を求めての争いであり、中東の国同士の戦いに、執拗に米国とヨーロッパが絡んだものだった。もし、ペルシャ湾沿岸の国々から石油が湧き出なければと思わないではないが、石油が湧き出るずっと以前のメソポタミア文明の時代から、ここは戦いの地であった。人間の性が変わらない限り、ここは戦いの舞台であり続けるのかもしれない。

そして、現代のペルシャ湾をめぐる戦争の原因の多くに、石油を使わなければ走れない自動車が深くかかわっている。自動車は生産された石油のおよそ50%をも使ってしまうのだ。ガソリンは連産品ではあるが、その重い事実を知るほどにMr.舘内は深く打ちのめされるのである。

自動車が石油から自由になることは、ペルシャ湾の戦争を防ぐだけではなく、世界の平和にとってきわめて重要なことなのだ。世界平和を望むなら自動車の脱石油化に取り組まなければならない。カタールから500㎞ほど東に向かうと、日本の自衛隊が集団的自衛権の発動のもとに機雷を除去するのだと現政権が息巻く海峡に行き当たる。そこがホルムズ海峡である。

中東の石油と天然ガスの多くが、この海峡を通って外洋に運ばれる。1日に通過するタンカーはおよそ20隻。運ばれる石油は1750万バレルだ。これは世界が消費する石油のおよそ20%にあたる。ことアジアに限れば、アジアの国々が使う石油のほとんどがここを通るといっても過言ではない。

ホルムズ海峡有事は、アジアそして日本の壊滅を意味する。石油が届かなければ数カ月で日本にはエネルギーがなくなる。日本の自衛隊がここを“周辺”と見なして出撃するのもやむをえないのかもしれない。日本の自動車は自衛隊に守られているのだから。

だが、これは「どの国が、どのようにホルムズ海峡を封鎖するのか」という具体性を欠いた論議である。もし、イランが機雷を敷設してホルムズ海峡を封鎖したとすれば、イランは世界から孤立する。徹底的な経済封鎖と飛行制限が行なわれ、おそらく国が立ち行かなくなる。

つまり、海峡封鎖などまったくの絵空事なのだ。自衛隊出動という既成事実を作るための方便に過ぎない。そんなことを考えるうちにドーハ空港に着いた。Mr.舘内は、クーラーがよく効いた天井まで20mはあるかというロビーの一角で、アラビアン珈琲をすすりながら、今回のノルウエーとパリの旅のメモを綴った。

舘内端2020年の旅電気自動車コラム 002

愛媛の八幡浜。高知からはあの有名な元レーシングドライバーの津々見友彦さんが加わる。セブンを追いかけてきたお二人も津々見さんに会えて大喜びであった

舘内端2020年の旅電気自動車コラム 003

ちょっと目を離すと人だかりだ。ハンドルは盗られるわ、サイフは盗まれるわ、とうとう洗っていないパンツの入ったバッグまで盗られた。ウソである

 

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