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【繁浩太郎の言いたい放題コラム】第11回 読むと得をする 生死に関わる「衝突性能」を考える

2015年4月6日

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後方01

今回の言いたい放題は自動車の衝突安全性能について書いてみました(画像提供:自動車事故対策機構 NASVA)

今回は少し難しく、重たいテーマですが、とても重要なことですから、みなさんにも考えてもらいたいことだと思っています。

◆現実、リアルワールド
「衝突事故」といえば、多くの方はテレビのニュースなどで、衝突事故現場の様子を見るくらいですよね。その時に、「クルマは凄くつぶれているのに、軽い怪我」、また逆に「クルマはそれほどつぶれていないのに、亡くなった」など「あれ?」と思われたことはありませんでしたか。あるいは、「A車とB車がぶつかったのを見たけど、B車はつぶれ方が大きくあれは怖いね。乗るなら絶対A車だね」という人の話を聞いたことが、あるかもしれませんね。

私の知人も雨の夜の高速道路で単独事故を起こしましたが、ほんのかすり傷でした。「道路に犬が飛び出してきて、避けようとしてハンドル切ったらスピンして、ガンガンときて、その後は、気がついたら道路の端に止まっていた。」と言っていました。

本当に犬が飛び出して来たかどうかは別として、高速道路上でクルマはガードレールなどにガンガンぶつかりながらクルクルまわり、結果衝突後のクルマは全面ベコベコで、バンパーや前輪のタイヤ等は完全に取れていて、形は全くわからなくなっていて、まぁキャビンだけはかろうじて残っているという有様でした。

のっけから、こんな話しで申し訳ありませんが、今回のテーマは「衝突」です。

これらの話から、クルマの見た目のつぶれ方からは、人の傷害の程度は、「一概にはわからない」ということになりますね。じゃ、衝突・傷害っていったいどういうこと? 生死の境はどこにあるのか?

◆衝突安全テストモード
「衝突安全」についてはパッシブセーフティ(受動的安全)とアクティブセーフティ(能動的安全)という2種類あります。

アクティブセイフティは近年技術も進歩して、その一つが「衝突軽減ブレーキ」です。また、レーンキーピング、ABS、VSC(横滑り防止),や全車速追従走行など、事故に会わないための安全装置が数多く出てきています。つまり、いかに事故に至らせないかという技術で、究極は自動運転ですね。

事故が起こってからのパッシブセーフティに関しても、事故調査や研究が行なわれ、衝突テストモードがアメリカとヨーロッパで研究され、安全基準が作られてきました。テストは決められた衝突テストモードで実際にクルマをぶつけて、安全基準が守られているのかが検証されます。

このテストモードはNHTSA(米国運輸省道路交通安全局)のフルラップ衝突(正面衝突)、側面衝突、ロールオーバー(転倒)等、またIIHS(米国道路安全保険協会)のオフセット前面衝突試験、SUV側面衝突試験、後突頸部障害保護試験、ルーフ強度試験などなど、日本も含めて世界で多くのテストモードがあります。

NCAP(New Car Assessment Program)は、さらに厳しい条件での衝突テストを行ない、車両ごとにランク付けを行なって公表しています。これは自動車メーカーに対して、衝突安全性の高い車両の開発を促そうとする狙いもあります。日本でもJNCAPとして、衝突試験結果が公表されています。

これらは、実際の衝突形態データ、さらに車両のつぶれ方、乗員の頭への障害、胸への傷害などさまざまな観点から、車両の安全性の高さが測れるように決められています。

衝突形態

 

衝突変形データ・・・やはり前面衝突が多い。

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