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「メルセデスが考える自動運転の今」by清水和夫

2015年4月2日

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清水和夫 メルセデス自動運転コンセプト 001

2025年、自動運転時代の高級車コンセプトF105と筆者・清水和夫

餌を食べるために、大きな口を開けたクジラのようなメルセデス・ベンツのコンセプトカーF015。自動走行の時代の高級車のあり方を問う意欲作だが、実際に試乗できると聞いてサンフランシスコまで飛んだ。

F015は2015年のラスベガスで開催されたCES(コンシュマー・エレクトロニクスショー)でワールドプレミアされた。2025年の自動運転を可能とするコンセプトカーだ。このF015に込められたメッセージは自動運転の技術領域ではなく、自動運転が可能となったときに高級車はどうあるべきかを問う哲学的な意味を持っている。その思想を取材してきた。

清水和夫 メルセデス自動運転コンセプト 006 清水和夫 メルセデス自動運転コンセプト 007■自動運転のレベルの定義
自動運転については最近各自動車メーカーや、Google、アップルなどからさまざまな話題が発表されている。言ったが勝ち的なニュースに翻弄される多くのメディアは、その全体像が見えていない。というのも自動運転のレベルの定義によって発表される中身の評価は異なってくるからだ。

混乱と誤解を避けるために、まずは自動化レベルの定義を考えてみよう。日米欧でNHTSA(米国交通安全局)やSAE(自動車技術会)の定義はおおよそ次のようになる。

レベル0:すべて人が操作
レベル1:一つの機能が自動化(ACC/車間自動コントロールやAEB/自動緊急ブレーキなど)
レベル2:二つ以上の機能が自動化(ACCとステアリング制御/車線逸脱自動修正など)
レベル3:半自動運転でサブタスク可能。問題がある場合はドライバーが操作する
レベル4:完全自動運転
レベル5:SAEによる定義の無人運転

レベル2まではドライバーが前方やクルマの走行状態を監視する義務が発生するのでサブタスク(運転以外の他の作業)は認められない。そもそも1968年に制定されたウイーン道路交通条約では「ドライバーはいかなる場合でも適正な運転ができること」という決まりがあり、レベル2まではこの条約の規定に収まるが、レベル3以降は条約の改訂が必要となる。

もっと分かり易く言うと、レベル2まではドライバーが前方を監視するが、レベル3になるとシステムを監視する義務を持つ。サブタスクが認められるのはレベル3以降だ。

今回メルセデスが発表したF015は2025年頃を目指すレベル3~4の段階なので、運転操作を離れたサブタスクが可能になっている。

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