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ホンダ S660詳細解説 入魂のリアルスポーツ2シーター軽自動車

2015年3月26日

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ホンダS660 新車解説 011

発売に先行して公開されたS660量産試作車

2013年の東京モーターショーでコンセプトカーとしてワールドプレミアしたS660。発表、発売に先立って説明会、量産試作車の試乗会があり、そこで市販バージョンの全貌が見えてきたのでお伝えしよう。またサーキットでの試乗インプレッション(ドライバー:桂伸一)はこちらに掲載している。

◆一線入魂のボディ
価格やサイズなどのスペックは正式発表を待たなければならないが、ここでは一足先に実際に発売されるS660の詳細を見てみよう。基本は2シーターミッドシップレイアウト+キャンバスルーフ、ターボエンジン搭載の6速MT仕様と7速CVT仕様がある。ボディサイズは軽規格に収まるサイズであることは言うまでもない。

ホンダS660 新車解説 001 ホンダS660 新車解説 002

世界で一番「笑顔の似合うスポーツカー」というキーワードで、徹底的に楽しさを追求した2シーターオープンモデルの軽自動車だ。見る楽しさ、見られる楽しさ、曲がる楽しさ、操る楽しさ、そして走る楽しさを求め、開発されている。コーナーを曲がるイメージを言葉で表現すれば、スッとノーズが回頭し、ピタッと路面に吸いつき、グッと踏ん張って、ガツンと加速してコーナーを脱出、と開発主査の椋本氏は話す。

ホンダS660 新車解説 012

開発主査の椋本氏とS660

それには、各部の作りこみを満足できるレベルまで高める必要があり、妥協のないクルマ造りを目指したことが分かる。では、そのキーとなるボディからまず、見ていこう。エンジンやサスペンションなどに比べると地味だが、走りを作りだすすべてのキモとなるのがボディであることは間違いない。S660でも「一線入魂」を合言葉に徹底的に基本に忠実に、そして、コンベンショナルだが高性能なボディとしている。

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環状構造を基本としてきれいなつながりに拘った

ホンダS660 新車解説 022

リヤまわり。サスペンション取り付け部の剛性をアップ

ホンダS660 新車解説 023

V字ブレースがポイント。トンネル部は3か所でブレースを使う

 

特徴としてはNシリーズとは全く異なったボディで流用箇所はない。しかし、共通技術としてインナーフレーム骨格を採用している。写真の濃いブルーが乗り味に影響する部分で、骨格部材としては肝いりで作った箇所だという。特に環状形状を採用し、サスペンション取り付け部位の剛性アップを図っている。

そして一線入魂とは、エンジンの搭載、サスペンションの取り付け、タイヤの装着などボディに取りつけられる部品の都合に合わせてしまうと、ボディデザイン、構造はガタガタの線でつなぐことになる。そこをできるだけストレートな構造を取り、板厚や断面を太くする、つなぎを良くすることで全体の最適化、レベルアップを図っている。

構造材では60%以上でハイテン材を採用し、通常アウター材は270材がもっとも柔らかく0.6mm程度の板厚でカバーしていくところ、S660では1.6mmでカバーしている。そして、つなぎを良くしたことで、中に入る補強部材が不要となり、強度、剛性を保ちながら軽量化もしている。また、オープンカーであるため、センタートンネルとサイドシルがポイントとなり、曲げに対して2重に断面を作って剛性を出している。その結果、S2000を超えるねじれ剛性をもつ軽自動車に仕上がっている。センタートンネルでは3か所でブレース補強しているが、固めすぎてもサスペンションが突っ張った乗り味になり、だから、ボディで吸収することもできなければならない。

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